シフォンケーキ失敗の原因&成功のコツ[焼き縮みや空洞を防ぐ方法]

ふんわり〜キメ細やかなシフォンケーキができました!これは成功例です(^^)/

ミルクティのふわふわシフォンケーキ[2017.12.13]を参考に作ったのですが、1度目はあれれれ〜ってくらい失敗しています(笑)

1回目の調理風景を振り返りながら、失敗の分析をします。(記事の最後に、成功例の作り方&コツ、分量の詳細があります。)


まずは、カップに入れる分量。8分目よりも少し多く入れてしまったのが原因で、、、

焼き上がりーーー膨らんでいるのはいいんだけど、、、

逆さにして冷ますときに、ケーキが網にくっついてしまいました。カップに入れる分量は、逆さにすることを考えると7分目くらいにした方がいいかも。

そして、カップを取ると、、、あれ!空洞が!!
「底上げ」という現象らしいです。

考えられる原因その1:よく混ざっていなかったから。泡を潰してしまわないように、ざっとしか混ぜなかったなぁ。。。均一に混ざっていなかったら、油分が沈殿してしまったり、泡の密度が場所で違ったりして、このような現象が起こるらしいです。

考えられる原因その2:均一に熱が伝わらなかったから。(オーブンの熱が上だけ伝わって、下からうまく伝わらなかったから。)

そういえば、ターンテーブルのオーブンレンジを使っている時は、高い確率でこの現象を見た気がします。その場合は、4隅に金属カップを置いて、網を乗せて下に空間を作った上で焼くと、下からもうまく熱が伝わるらしいです。

でも、うちのオーブンレンジは天板を使うタイプ。どうして?!

よく見ると、、、真ん中のカップにこの現象が起きていて、端のカップはそうではない。要は、焼きムラがあるのね。

 

それにしても、上部に網の跡がついてしまったシフォンケーキはメロンパンみたい(笑)

それはさておき、この端で焼いたカップのケーキ、なんだかベチョっとしているし、真ん中から折れ曲がっている。。。「腰折れ」という現象らしいです。おばあちゃんみたいに腰が折れて見えるからかな。今回の原因は、端っこの熱伝導が悪かったからだと分析。←焼きムラがあるウチのオーブンは、途中で席替えをする必要があるのかも。

この端っこの生焼けのものを、試しにレンジでチン。↓中まで火は通ったけど、見事にしぼみました。。。が〜ん。

でも、味は美味しかったみたいです。娘が喜んで食べていました(笑)

それにしても、あんな勢いで膨らんだのに、焼きあがった後に急にしぼむのは何故?!理由を考えていると、メレンゲのお菓子を作った時のことを思い出しました。泡が消えにくい、丈夫なメレンゲを作る必要があるのかも!

参考:メレンゲのお菓子作り、成功のポイント!

↑シフォンケーキ用のメレンゲは、焼きメレンゲを作る時よりは柔らかめのメレンゲ(8分立てくらい)がちょうど良いと思います。砂糖は多めに入れ、塩をひとつまみ入れるとメレンゲの強度が上がるらしいです。あと、コーンスターチを少量入れると丈夫なメレンゲになるらしいです。


以上の反省をふまえ、この3点に注意して再チャレンジ!!

  • カップに入れる分量は、7分目くらいにする。
  • 焼きムラ防止のため、途中で席替えをする。
  • 強度の高いメレンゲを作るために、砂糖は多めに入れ、塩をひとつまみ入れる。コーンスターチも入れてみる。

分量メモ:

  • 卵黄2個(40g)
  • 砂糖(30g)
  • 牛乳(30g)
  • 油(30g)
  • 薄力粉(60g)
  • 卵白2個分(60g)
  • メレンゲ用の砂糖(40g)
  • 塩ひとつまみ
  • コーンスターチ(3g)

作り方メモ:

  1. 卵黄2個(40g)に、砂糖(30g)、牛乳(30g)、油(30g)を入れて、その都度よく混ぜる。
  2. 薄力粉(60g)を入れて、さらに混ぜる。このように滑らかな状態になる。
  3. オーブン180度に余熱開始。
  4. 直前まで冷やしておいた卵白2個分(60g)を高速回転で泡だて、砂糖(40g)を3回くらいに分けて入れる。
  5. クリーム状になってきたら、塩ひとつまみとコーンスターチ(3g)を入れ、低速回転でキメを整える。8分立てくらい(ツノがおじぎするくらい)で泡立てるのをやめる!
  6. メレンゲの1/3を卵黄生地に入れて、よく混ぜる。
  7. ここは手早く、しっかり混ぜてOK。
  8. 今度は卵黄生地をメレンゲに入れる。泡を潰さないように、ヘラで底からすくうようにササッと、でも均一になるように混ぜる。
  9. 15cmの高さから、カップの7分目くらいまで流し入れ、180度のオーブンで25分焼く。(←うちのオーブンでは、このくらい時間がかかりました。様子を見ながら調整が必要です)焼きムラを防ぐため、途中で場所替えをする。
  10. 竹串をさしてみて、何も付かなければOK!
  11. 強度の高い安定したメレンゲだったので、膨らみ過ぎず、焼きしぼみもなし!7分目まで入れた生地は、逆さにして冷ますのにちょうど良い量でした。
  12. さかさにして冷まして粗熱が取れたら、ラップでくるんで、翌日まで寝かせると、しっとりした食感が楽しめます♪
  13. 今回は、紅茶は生地には入れず、飲み物として楽しみました。ダブルチョコソースをつけて食べました(^^)
  14. シフォンケーキ用に買ったカップが微妙に足りなかったので、パウンドケーキ型で代用したもの↓。生地が少なかったので薄めだけど、しっかり焼けていたので包丁で切ることができました。
  15. このダイソーで購入したカップは、花びらみたいに簡単に開けることができるので便利です♪逆さに出すとプリンに見える(・・;)
  16. くっくるんが簡単そうに作っていたけれど、奥が深いケーキですね。この分量だと、味と膨らみ加減はバッチリだけど、しっとり感が少し足りないような気がします。生クリームを添えればよかったかも。。。まあ、また研究(実験)を重ねたいと思います♪

もとのレシピはこちら↓

ミルクティのふわふわシフォンケーキ[2017.12.13]

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