ケーキポップ[2019.10.29]を、きちんと温度調整したチョコで作ってみました。今後(バレンタインデーとか)のために、失敗例も含めて記録しておきます。
〜食後の感想〜
作るのは結構大変だったけれど、出来上がりは外側がパリっとして、中はふんわり柔らかい食感になり、まるで高級なリンゴ飴を食べているような懐かしい気持ちになりました。
↓テンパリングが成功したので、残りのチョコはシリコン型に入れて成型しました。材料が無駄にならなくて良かったです。
↓以下、標準的なチョコレートでのテンパリング温度と手順です。チョコレートの種類によって調整する温度が違うし、電子レンジによって性能が違うので、様子を見ながら加減してください。
ミルクチョコレートを電子レンジでテンパリングする方法
テンパリング参考目標温度(一般的なミルクチョコレート)
約50度に温め、約27度に冷まし、再び約30度に温める。
- 板チョコ2枚(100g)を使用しました。できるだけ細かく手で割ります。(チョコが少なすぎると、うまくいきません!)
- 600Wのレンジで1分加熱します。そして出したらすぐにスプーンで空気を入れないようによく混ぜます。その時点で温度を測ると約40度だったので、今度は5秒だけ加熱して微調整。
- 5秒加熱するたびに取り出してよく混ぜるを繰り返して、、、、
- 49度になったところで加熱ストップ!!1回目の調整完了。
- 水滴が入らないように器ごと氷水に入れて、チョコの温度を冷ましていきます。容器が冷えてくると予冷で冷めるので、氷水につけたら一度取り出してチョコを混ぜて温度を確かめ、まだ冷却が必要だったらまた冷やすを繰り返します。
- 約26度になりました。これで2回目の温度調整完了。
- 再び600Wのレンジで5秒ずつ加熱しては出して混ぜるを繰り返し、約30度になったところで3回目の温度調整完了=テンパリング完了!
- (※ここで温度が上がりすぎたら、また最初からやり直しです。。。)
- うまくテンパリングができていると、ホップにも絡みやすいです。写真は混ぜる時に少し空気が入ってしまっていますね(^◇^;)
ホワイトチョコレートを湯煎でテンパリングする方法
テンパリング参考目標温度(一般的なホワイトチョコレート)
約45度に温め、約26度に冷まし、再び約29度に温める。
(※ミルクチョコレートよりもやや低めの温度)
手順は、レンジでのテンパリングと同じです。レンジの代わりに湯煎を使い、蒸気や水滴が入らないように温度調整をします。
アルミのボウルだと熱伝導が良くてテンパリングが早くできますが、ボウルが温まるとその熱でどんどん温度が上がるので、早め早めに湯煎から出したり、氷水から出したりする意識が大事になってきます。
テンパリングが成功すると、ミルクチョコレート同様、艶やかな粘りのあるチョコになります。
レンジでのテンパリング失敗例
チョコレートは焦げやすいです。
こちらは、ホワイトチョコをレンジで加熱して焦げてしまった失敗例です。
レンジで1分加熱しました。
ここまでは大丈夫でした。
その後、温度を上げるために加熱を続けていると、、、ちょっと茶色くなってしまったので慌てて出して混ぜると時すでに遅し。あっという間に焦げが広がり、パサパサのチョコになりました。
こうなると、もう再度テンパリングは無理です。でも、まだ白い部分の味はそんなに悪くないらしく、子供たちは喜んで食べていましたが(笑)
教訓:温度調整の加熱は5秒ごとに慎重に!!!!
ケーキホップを手を汚さずに作る裏技
最初に、室温に戻したクリームチーズ50gをすりつぶすように混ぜておきます。
クルミがなかったので、栗で代用しました。バウムクーヘンは、ピッタリ100g使用。ここからが裏技、、、、
栗&バウムクーヘンを摩り下ろしちゃいます♪
こうすると、あっという間に均一な感じに細かくなります。(4年生の娘がやりました。具材が残り少なくなると怪我の危険があるのでママが担当。)
あとは、混ぜ混ぜ〜。これは4歳の娘でも簡単!
手が汚れるのが嫌なので、ある程度まとまったらラップの上に出して、、、
包んでアイスボックスクッキーのようにしちゃいます。
あとは、ラップを開いてナイフで半分に切って、さらに半分に切って、また半分に切る。つまり8等分しました。(クックルンは10等分でしたね。)
そして、茶巾絞りのようにラップで1つずつ丸めます。
ストローの中に具材が入るともったいないので、紙製のストロー(ダイソーで購入)を潰して尖った状態にしました。
簡単に突き刺さりました♪
こんな感じに割れちゃっても、もう一回茶巾絞りすればOK!
このままだと、まるで肉団子にストローを刺したみたいですね(笑)
で、このまま冷蔵庫で冷やしました。バットも汚れず快適です。
ちゃんと冷えて固まったことを確認してから、チョコのテンパリングに入ります。冷えてからでも、茶巾絞りの上から形を整えることができます。
飾り付けは、100均で購入したものを準備。あらかじめ小さな器に入れておくと楽です。
テンパリングが完了したら、すぐにチョコをつけます。(この時、クッキングシートを広げておくと一時置き場として便利です。)
チョコが固まらないう地に飾りつけをします。そのまま突っ込んでもいいし、手でつけてもOK。
作りたては、まだチョコがベトっとしていますが、、、、
冷蔵庫で冷やすと、しっかりと固まります!
微妙な顔つきになりましたが、味は最高(^^)
好みの問題かもしれませんが、我が家ではホワイトチョコの方が人気でした〜。
余ったチョコや飾り付けも、美味しくいただきました。
元々のレシピはこちら↓